「RadioHappy」に寄せて
始めに
と、いうことでね。本日3月2日は大槻唯ちゃんソロ曲「RadioHappy」の発売記念日で、まるまる2周年となるわけでした。昨年に続いてたくさんの人が唯ちゃんの記念日をお祝いしてくれて本当に嬉しく思います。あらためて、ありがとうございました。
Twitterでつらつらと喋るのもいいけれど、せっかくなので何か一つ、今この瞬間の自分の気持ちが形として残ったら楽しいかなと思い、こうしてブログを書いてみてます。長文書くのすごく久しぶりなので乱文になるかもしれませんが、そのときはご容赦ください。
「RadioHappy」、ここが好き
初心に返ってRadioHappyの好きなところでも書いていこうかな。なんと言ってもやはりTaku Inoue氏の作り上げた、聴いていて思わず踊り出したくなるような気持ちの良いメロディ。山下七海さんの、飛び跳ねるように楽しげに歌う歌声。気持ち良い×楽しい=Happyというこれ以上なくシンプルな方程式。
これまでアイドルのソロデビュー曲として様々なスタイルを示してきたシンデレラガールズだけれど、大槻唯ちゃんはコレ!と、彼女自身のイメージとピッタリはまってくれる楽曲が来てくれたのがとても嬉しかったのを覚えています(2年前)。
歌詞について
悲しいことに自分は音楽の良さや技術等について語る言葉を持ち合わせていないので、この歌の歌詞について自分の考えを少し書き記します。
アイドルの歌う姿といえば、ステージの上から客席のファンに向かって歌うイメージがある人もいると思うんですけど、個人的に「RadioHappy」はちょっと違ってて。曲のタイトルに「Radio」が入っているように、ラジオの向こう側で話している唯ちゃんから、ラジオを聴いているリスナーへの語りかけ、みたいな映像が脳裏に浮かびます。
歌詞を見ると
「いつもそばにいるよ」「悲しいときには呼んで」「どこだってつれてくよ」
といった言葉が何度も出てくるんですけど、ラジオのパーソナリティーとリスナーという遠く離れた場所にいるはずなのに、曲を聴いているといつの間にか隣に座っていてくれるような、そんな気持ちにさせてくれます。私はなりました。
「RadioHappy」はラブソングなのか?
この歌には「キャンディみたいに甘いラブソング」「大好きな君に届けたいよ」という歌詞があります。ここだけ見るとこれはラブソングなのかな?と思う人はいるでしょう。でもなんか違うような……と思う人もいるかもしれません。これまでのシンデレラガールズのソロ曲でラブソングと言えば「スキ スキ スキ あなたが スキ」とか「待っててねダーリン」とか、かなり直球なものが多かったので、その気持ちは分かります。(ピンクでチェックな人たち、恋の歌の歌い手として一定の強度が有り過ぎる)
それでも自分は、「RadioHappy」はラブソングだと思います。この曲は紛れもなく「大好きな君」に向けて歌われたもので、直接的な愛の言葉をぶつけてくるわけではありませんが、
「そばにいるよ」
「歌おうよ、踊ろうよ」
「君にもできるよ」
「笑い飛ばそうぜ」
と、行動でその想いを伝えてくる、大好きな人に元気を出してほしい女の子が歌う、隣に立って一緒になって「元気出せよ」と笑いかけてくる、そんなラブソングだと思います。
こんな感じで、聴いている人間にダイレクトに届いてくる歌なので、私個人は「RadioHappy」はライブ会場よりも、自分一人で聴いているときの方が心にくる歌だと思ってます。アイドルの歌にこの形容詞が適切かは判りませんが、「破壊力が高い」と言えば伝わるかな……そんな感じです。
いやここまで全部私が「RadioHappy」に対して個人的に思ってたことを並べただけなのでこれが公式とか担当Pの見解だとかの勘違いはなさらぬよう……(自惚れが過ぎるのでは?)
関係ないけどレディオハッピー、名前としての違和感のなさで言うならスタンド名>念能力名>必殺技名>ロボットの機体名だと思います
終わりに
恐らくあなたの周りのプロデューサーに「RadioHappyってどんな歌?」と質問すればそれぞれ全く異なる答えが返ってくるかもしれません。これはそんな曲なんです。聴く人間一人ひとりに寄り添う歌。それはまさしくアイドル大槻唯ちゃんのデビュー曲としてピッタリ、の一言に尽きるんじゃないかなーなんて思ったりします。
最後に、この素晴らしい曲を生み出してくれた井上拓先生をはじめとする楽曲制作陣のみなさん、唯ちゃんとして我々のもとにこの歌を届けてくれた山下七海さんに最大級の感謝を。
追伸
唯ちゃんと同期のこちら4人も同じくデビュー2周年です!どれも最高の曲が揃っているのでいっぱい聴いていきましょう!デレステでもレッツリズム!(古)